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2011年01月13日

山に関する本3冊。

自宅にこもっての、原稿書きや企画立案、資料作成が続いています。
本当は今日は、お客様をご案内して大山西山麓の鬼住山(きずみやま・329.9m)に登る予定だったのですが、午前中は雪が激しく降っていたため中止。
引き続きパソコンに向かってゴソゴソやっています。

ということで山行きはしばらく、間が空いてしましました。
そこで今日は山行報告ではなく、最近購入した山の本のことを、少しだけご紹介したいと思います。

祟り山!禁忌伝説
まず最初は、家の近所のBOOK OFFで105円で購入した『日本全国49ヵ所― 祟り山!禁忌伝説』という本です…。
(いきなり安っぽい本ですみません)
最初手にした時は、馬鹿馬鹿しくいかがわしい心霊スポットをまとめた本かと思ったのですが、ページをめくってみると意外なことに、けっこうまともな内容。
巻頭カラーで取り上げられているのは、茨城県筑波山、山形県羽黒山、宝珠山、群馬県赤城山、妙義山、奈良県三輪山、そして和歌山県高野山。
いずれも由緒正しき歴史や伝説のある霊峰で、解説を読んでも特に大げさな怖いことは書いてありません。
確かに中には、「K山」などのイニシャルで表された山について、真偽定かでないことが書かれているページもあるのですが、全国各地の著名な霊峰の、基本的な概要を掴むには解り易くて良い本です。
まあ定価(500円)だったら買わなかったかもしれませんが、古本で105円なのですぐに購入。
ちなみに中国地方では、大山と船上山の2座が取り上げられていました。

江戸人が登った百名山
続けて2冊目は、普通の書店で購入した『江戸人が登った百名山』という本です。
文庫本ですが、江戸末期に谷文晁という絵師がまとめた『日本名山図会』という木版画集を元に編集された、ミニ画集と言って良い内容です。
日本名山図会』では88座が取り上げられていたそうで、それに他の絵師の手による12座を加えて100座としていますが、深田久弥の『日本百名山』とはまた異なった選定となっています。
(重なる山も多いのですが)
すっきりとした線で描画された山の姿と、主に江戸時代当時の山の様子について触れられた解説文がセットになっていて、なかなか好ましい読んでいて楽しくなる1冊です。
初版はもう10年以上前にもかかわらず、あまり話題に上らない本ですが、名山好きの方ならば手元に置いて損はないお勧めの本です。

谷川岳大バカ野郎の50年
さて最後は私の大好きな、『谷川岳 大バカ野郎の50年』という本です。
大好きな本だったのですが、私は引越しの多い生活をしてきており、この本は東京から鳥取に移る時に処分してしまったのでした。
(ちゃんとした山岳書専門の古書店に引き取ってもらいました)
しかし雑誌『岳人』の今月号に、この本の著者である寺田甲子男さんの訃報が載っているのを見て猛烈に再読したくなり、Amazonより購入したのでした。
この本、何が面白いかというと、今では考えられないような本当に無茶苦茶なことが、たくさん書かれているかならのです。
寺田さんが会長だった東京緑山岳会が手掛けていた、谷川岳での遺体搬出(昔はヘリコプターもなく、警察ではできなかったようです)や終戦直後の野蛮!なクライミング、山の政治(そういうものが存在するのです)の裏話などなど。
中でも私が一番好き(?)なのは山小屋を燃やす話で、しかも1軒だけでなく2軒も不注意で燃やしてしまったことを、反省するではなく自慢しているという、なかなか現代の感覚では考えられない唖然とするような内容です。
この本が発行されたのは1990年6月で、私がちょうど本格的登山に足を踏み入れ始めた頃のこと。
20年前のその頃は、こういった滅茶苦茶なことが特に悪いことでもなく(いや、そんなことはないか?)武勇伝として取り上げられていたことに、少々驚きをも感じてしまいます。
なかなか手に入りにくい本とは思いますが、たぶんAmazonのマーケットプレイスを利用すれば何とかなるでしょう。
今とは少し異なった価値観で貫かれた、ある意味爽快な内容ですので、興味のある方にはぜひ、特に若い方には強く一読をお勧めしたい一冊です。

それにしても、尊敬していた寺田甲子男さん…ご高齢なので心配していたのですが、とうとうお亡くなりになられてしまいました。。
ご冥福をお祈りします。

Amazonへのリンク:
崇り山!禁忌伝説
江戸人が登った百名山 (小学館文庫)
谷川岳大バカ野郎の50年―3000日山に登った登山界の暴れん坊

2011年01月13日 山の本や雑誌 コメント:2

「谷川岳 大バカ野郎の50年」、私も正月に再読していて、マイブログで紹介しようかなあと思っていたところでした。
私のは90年7月の2刷です。きもとさんのが初版なら価値がありますよ。

2011年01月16日 kmyas URL 編集

kmyasさん、こんばんは。
大バカ野郎の50年、再読されたばかりとは奇遇?ですね。
痛快な記述が多いので、時々思い返して読みたくなる本です。
ところで私のは初版ではなくて第3刷です。
マイナーな白山書房の本にしては、随分増刷されたものだと驚いています。

2011年01月17日 きもと URL 編集












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