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2012年04月09日
雪の腐った大山縦走路。
鳥取県山岳協会の活動として、急遽大山最高峰の剣ヶ峰(けんがみね・1729m)に向かうことになりました。
(すみませんが経緯の詳細は省きます)

弥山(みせん・1709.4)頂上から、剣ヶ峰に続く大山縦走路へ。
私は所用があったため、先行するメンバー3人を追いかけるような形となりました。

これはラクダの背の辺りの砂礫の斜面。
もう雪が切れて、地面が出ています。
通常、雪の安定した時期ならば自己責任ということで黙認されている大山縦走路の通過ですが、こうやって地面が出ているようであれば外的危険が大き過ぎます。
もはやこういう状況ならば、無雪期の「縦走禁止」に当てはまると考えて良いでしょう。
我々も気が進まないながら、止むを得ず先を目指しました。

さらにラクダの背の先のナイフリッジへ。
メンバーの一人が、スタカットで慎重にロープを伸ばしています。

フィックスされたロープを伝って、我々も後続。

そして剣ヶ峰頂上における指定された業務を行い、下山。
当初の予定では弥山に引き返すはずでしたが、雪の腐ったナイフリッジや砂礫の斜面を再度通過するのは危険と、全員の意見が一致。
従ってコースは、宝珠尾根に向かうことになりました。

宝珠尾根コースの最大の難関は、天狗ヶ峰(てんぐがみね)やや下の、岩屑の尾根の通過です。
しかしこの時は、多少なりとも支持力のある雪が残っており、それ程怖ろしい思いはせずに下ることができました。
今回は風強く、ガスがかかって視界も悪く、雪が腐って足元も不安定という悪コンディンションでしたが、メンバーが協力し合い、無事に所定の活動を終えることができました。
しかし残雪が多いとは言え、大山縦走路は春の崩落期に入りつつある状態です。
登山をされる方には、十分な注意をしていただければと思いました。
(すみませんが経緯の詳細は省きます)

弥山(みせん・1709.4)頂上から、剣ヶ峰に続く大山縦走路へ。
私は所用があったため、先行するメンバー3人を追いかけるような形となりました。

これはラクダの背の辺りの砂礫の斜面。
もう雪が切れて、地面が出ています。
通常、雪の安定した時期ならば自己責任ということで黙認されている大山縦走路の通過ですが、こうやって地面が出ているようであれば外的危険が大き過ぎます。
もはやこういう状況ならば、無雪期の「縦走禁止」に当てはまると考えて良いでしょう。
我々も気が進まないながら、止むを得ず先を目指しました。

さらにラクダの背の先のナイフリッジへ。
メンバーの一人が、スタカットで慎重にロープを伸ばしています。

フィックスされたロープを伝って、我々も後続。

そして剣ヶ峰頂上における指定された業務を行い、下山。
当初の予定では弥山に引き返すはずでしたが、雪の腐ったナイフリッジや砂礫の斜面を再度通過するのは危険と、全員の意見が一致。
従ってコースは、宝珠尾根に向かうことになりました。

宝珠尾根コースの最大の難関は、天狗ヶ峰(てんぐがみね)やや下の、岩屑の尾根の通過です。
しかしこの時は、多少なりとも支持力のある雪が残っており、それ程怖ろしい思いはせずに下ることができました。
今回は風強く、ガスがかかって視界も悪く、雪が腐って足元も不安定という悪コンディンションでしたが、メンバーが協力し合い、無事に所定の活動を終えることができました。
しかし残雪が多いとは言え、大山縦走路は春の崩落期に入りつつある状態です。
登山をされる方には、十分な注意をしていただければと思いました。