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2011年12月16日

第1回クマサミット。

ツキノワグマの大量出没が大きな社会問題となった、昨年2010年。
全国的に出没数が多かったのですが、その中でも岡山県の美作市では目撃が139頭、47頭が錯誤捕獲(シカのワナにひっかかった)されたということで、市民の間には大変な危機感が湧き上がったのだそうです。
いっぽう岡山県の公式見解では、県内のツキノワグマの生息数は約10頭とのこと。
この現実と県の認識とのあまりもの違いがきっかけになったのでしょうか、美作市を中心としたクマサミットを開催しようとの機運が持ち上がり、このたび第1回が実施されたのでした。
ちょうど私も時間がとれる日で、米子から美作までなら片道2時間程度で出掛けることが可能だったため、参加してみることにしました。

第1回クマサミット・その1
サミットは、植物学者の宮脇昭さんによる基調講演、森林総合研究所の大井徹さんによるツキノワグマの生態についての報告、NPO法人地域再生研究センターの井原友建さんによる中山間地域の小規模集落の現状報告、そして写真家・宮崎学さんの課題提案とパネリストによるシンポジウムと続きました。
会場入口には宮崎学さんによる、カメラで遊ぶツキノワグマの等身大の写真が掲げられ、印象的でした。

第1回クマサミット・その2
興味深かったのはやはり、宮崎学さんの日本の山地の現場を実際に歩いての課題提案で、写真を見せていただきながらの報告はリアリティがありとても印象に残るものでした。
宮崎さんが調べたところによると、私も車で良く走る中国自動車道の傍らには多数の熊棚(ツキノワグマが樹上でエサを食べた跡)が見られること。
また山中にはフンも数多く残り、周辺の森林の様子や規模から判断すれば、岡山県内でツキノワグマが10頭なんてことはあり得ない、数字が二桁違うだろうというお話しでした。
そしてツキノワグマは減少に向かっていると言われるが、同じ山林を棲家とするシカ、イノシシ、サルが個体数を増加させている中、ツキノワグマだけが減少することはあり得ない、早急な実態調査が必要なのではないか?との提案がなされました。
とはいいつつも行政側も予算の都合、そして調査手段の確立その他諸々、課題も多く簡単には手をつけることはできないみたいです。
それでも少しでも実態調査を始めて、可能な限りの対策をとりたいということで話しはまとまりました。

う~ん、ツキノワグマ、絶滅の危機に瀕していると言われていますが、実際に山地に足を踏み入れる人の実感では明らかに数が増えているとのこと、どうなのかな?
そういう私も去年とおととしは、たびたびツキノワグマを目撃しました。
数が増えていると言われると、確かにその通りなのかもしれないとも思います。
何とも難しいところですが、間違っても絶滅させることがあってはいけないし、かといって今のシカのように、手の付けられないほど繁殖してしまうのも困りものです。
やはり何とかして個体数の全体像を把握し、必要ならばそれ相応の対策をとっていただくのが良いのではないかと、いろいろと考えさせられた1日となりました。

参考書籍(Amazonへのリンク):
大井 徹さんの本 : ツキノワグマ―クマと森の生物学
宮崎 学さんの写真集 : となりのツキノワグマ

2011年12月16日 かわいい動物たち コメント:2

きもとさん、こんにちは。
kinkachoは山でツキノワグマに遭遇したことはありません。痕跡とか臭いは何度か遭遇しましたが、実物はないですね。
でも、その痕跡との遭遇は近年ほど増えてます。やはり、生息数は増えているのではないでしょうか???

2011年12月19日 kinkacho URL 編集

kinkachoさん、こんにちは。
やっぱりツキノワグマ、増えているのでしょうかね。
岡山の隣の兵庫県で掌握している頭数は、649頭とのことで、思いのほか多くてびっくり!でした。

2011年12月21日 きもと URL 編集












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