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2008年07月29日
清水谷に咲いていた花。
先日登った、蒜山北面の清水谷で写した花の写真を紹介します。

オオバギボウシ。
まだほとんどつぼみでした。

ヤマジノホトトギス。

シモツケ。
稜線に咲いているものに比べると、花の密度がまばらです。
<訂正>
これはシモツケではなく、シモツケソウでした。
(new私の山登りのMさんよりご指摘をいただきました)
どちらも同じと思っていましたが、シモツケは木、シモツケソウは草で別ものです。
ほとんど同じ花なのに、木と草が存在するなんて、、植物は不思議です。。。

これはイワタバコ。
葉の形がタバコの葉に似ているから、このような名前が付いたのだそうです。
他の花はこれまでもハイキング中に目にしましたが、この花はここで初めて見ました。

花ではないのですが、入渓地点付近にはあちこちにワサビ田が作られていました。
関東で登っていた頃は、奥多摩の沢でしばしばワサビ田を目にしたので、何だか懐かしさを感じてしまいました。

オオバギボウシ。
まだほとんどつぼみでした。

ヤマジノホトトギス。

稜線に咲いているものに比べると、花の密度がまばらです。
<訂正>
これはシモツケではなく、シモツケソウでした。
(new私の山登りのMさんよりご指摘をいただきました)
どちらも同じと思っていましたが、シモツケは木、シモツケソウは草で別ものです。
ほとんど同じ花なのに、木と草が存在するなんて、、植物は不思議です。。。

これはイワタバコ。
葉の形がタバコの葉に似ているから、このような名前が付いたのだそうです。
他の花はこれまでもハイキング中に目にしましたが、この花はここで初めて見ました。

花ではないのですが、入渓地点付近にはあちこちにワサビ田が作られていました。
関東で登っていた頃は、奥多摩の沢でしばしばワサビ田を目にしたので、何だか懐かしさを感じてしまいました。
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2008年07月28日
サマーベッドでくつろぐうさぎ。
少し前に紹介した、ぽこの“サマーベッド”。
意外と飽きっぽいぽこなのですが、このサマーベッドは本当に大好きで、毎日長い時間ここでくつろいでいます。

これは今日の朝の様子。
朝っぱらからサマーベッドでごろんごろん。

目は開いてるけれど、完全にいっちゃってます。
0歳児なのにこんなことで大丈夫か??
でもエアコンの効いた部屋とはいえ、毎日とてつもなく暑いからしょうがないかも。
ちなみにこの後はおもむろにぴょ~~んと飛び起きて、元気良く部屋の中をぐるんぐるんと走り回りました。
意外と飽きっぽいぽこなのですが、このサマーベッドは本当に大好きで、毎日長い時間ここでくつろいでいます。

これは今日の朝の様子。
朝っぱらからサマーベッドでごろんごろん。

目は開いてるけれど、完全にいっちゃってます。
0歳児なのにこんなことで大丈夫か??
でもエアコンの効いた部屋とはいえ、毎日とてつもなく暑いからしょうがないかも。
ちなみにこの後はおもむろにぴょ~~んと飛び起きて、元気良く部屋の中をぐるんぐるんと走り回りました。
2008年07月27日
蒜山北面・清水谷。
今日は中蒜山の北面を流れる、清水川の本流清水谷を遡行しました。
メンバーは岳獅会の先輩2名と雲稜山友会の方1名、それに私の4名でした。

清水谷沿いの林道を進めるところまで車で入り、その先は草ぼーぼーの古い林道を歩いてアプローチ。

林道の途切れるところまで10分余り歩き、そこから遡行開始。
しかし…水がない!
今日の山陰地方は雨の予報だったので、水量の少ないこの沢を選んだのですが、少ないどころか全く流れていない状態です。

実はこの沢は通常は水流のない沢で、雨の日のみ水が流れるのだそうです。
地元の方々は雨が予想される日を狙ってこの沢に入るとのこと、今日もそのつもりだったのですが、予想に反して雨は降らなかったのでした。

これは今回の行程中、唯一水のあった釜(小さいですが)のへつり。

やがて核心部である、“すべり台”と呼ばれるナメ滝の下に出ました。

この“すべり台”、傾斜は40度前後と緩いのですが、50mの長さがあるため、慎重を期してロープを使用して登りました。

“すべり台”の幅は下部は2~3mほどなのですが、途中で屈曲した先の上部は1mほどと狭くなります。
ちょっと変わった地形で面白いところです。

“すべり台”の上部にはIV程度の滝(8mくらい)があったので続けて登攀。
さらにその上にも4m程度の滝が続いていたのですが、流水がないため暑く、まとわりつく虫にも辟易したためここで終了とし、同ルート下降で下山しました。
この清水谷、流水のある時期に登ればそこそこ面白い沢のようです。
来年以降に梅雨の時期辺りを狙って、再度登ってみようかなと思いました。
メンバーは岳獅会の先輩2名と雲稜山友会の方1名、それに私の4名でした。

清水谷沿いの林道を進めるところまで車で入り、その先は草ぼーぼーの古い林道を歩いてアプローチ。

林道の途切れるところまで10分余り歩き、そこから遡行開始。
しかし…水がない!
今日の山陰地方は雨の予報だったので、水量の少ないこの沢を選んだのですが、少ないどころか全く流れていない状態です。

実はこの沢は通常は水流のない沢で、雨の日のみ水が流れるのだそうです。
地元の方々は雨が予想される日を狙ってこの沢に入るとのこと、今日もそのつもりだったのですが、予想に反して雨は降らなかったのでした。

これは今回の行程中、唯一水のあった釜(小さいですが)のへつり。

やがて核心部である、“すべり台”と呼ばれるナメ滝の下に出ました。

この“すべり台”、傾斜は40度前後と緩いのですが、50mの長さがあるため、慎重を期してロープを使用して登りました。

“すべり台”の幅は下部は2~3mほどなのですが、途中で屈曲した先の上部は1mほどと狭くなります。
ちょっと変わった地形で面白いところです。

“すべり台”の上部にはIV程度の滝(8mくらい)があったので続けて登攀。
さらにその上にも4m程度の滝が続いていたのですが、流水がないため暑く、まとわりつく虫にも辟易したためここで終了とし、同ルート下降で下山しました。
この清水谷、流水のある時期に登ればそこそこ面白い沢のようです。
来年以降に梅雨の時期辺りを狙って、再度登ってみようかなと思いました。
2008年07月26日
菅浦湾再訪。
先週に引き続き、今日も島根半島の菅浦湾にシュノーケリングに行ってきました。

今日は先週中断した、湾内右手の港から小島をつなぐコースを泳ぎたかったのですが、漁船の行き来があったため中止。
湾の中央に延びる防波堤から左側の磯を中心に泳ぎました。

連日真夏日で大変に暑い山陰地方ですが、海の中は快適で、暑くもなく寒くもない、ちょうどよい水温でした。

海の中にはいろいろな魚が泳いでいたのですが――

ブレた写真ばかりで、満足に写っているものはありませんでした。
シュノーケリングだと海面の動きといっしょに身体も揺れるので、カメラを固定するのが難しいです。
うまく写すには、何か工夫が必要です…。

これは比較的大きな魚でした。
多分ボラかな?

海面から突き出た岩で一息ついたら、小さなカニが気持ち良さそうに日向ぼっこをしていました。
今日はほとんど休むことなく、2時間半ほど泳ぎました。
海面にぷかぷか浮いているだけのようですが、けっこうくたびれました。
シュノーケリング、なかなか楽しいので、夏の間にあと1回はやりたいなと思っています。

今日は先週中断した、湾内右手の港から小島をつなぐコースを泳ぎたかったのですが、漁船の行き来があったため中止。
湾の中央に延びる防波堤から左側の磯を中心に泳ぎました。

連日真夏日で大変に暑い山陰地方ですが、海の中は快適で、暑くもなく寒くもない、ちょうどよい水温でした。

海の中にはいろいろな魚が泳いでいたのですが――

ブレた写真ばかりで、満足に写っているものはありませんでした。
シュノーケリングだと海面の動きといっしょに身体も揺れるので、カメラを固定するのが難しいです。
うまく写すには、何か工夫が必要です…。

これは比較的大きな魚でした。
多分ボラかな?

海面から突き出た岩で一息ついたら、小さなカニが気持ち良さそうに日向ぼっこをしていました。
今日はほとんど休むことなく、2時間半ほど泳ぎました。
海面にぷかぷか浮いているだけのようですが、けっこうくたびれました。
シュノーケリング、なかなか楽しいので、夏の間にあと1回はやりたいなと思っています。
2008年07月25日
クワガタは元気。
先日、死にそうだったところを拾い上げて、そのまま家で飼うことになったメスのクワガタムシ。
そろそろ2週間になろうとするのですが、水槽の中で元気に過ごしています。

久し振りにぽこの前にクワガタ水槽を置いたら、さっそくやってきて臭いつけ。
ぽこはクワガタのことが気に入ったのかな???

昆虫ゼリーを舐めるクワガタムシ。
なお、妻はこのクワガタムシに“がたこ”という名前を付けました。
ちょっと安直(!)かも知れないけれど、可愛らしいので良いのではないかと思います。
できればお婿さんを拾ってきて、卵を産ませたいなと思うのですが、うまくいくかどうかはちょっと微妙なところです。
そろそろ2週間になろうとするのですが、水槽の中で元気に過ごしています。

久し振りにぽこの前にクワガタ水槽を置いたら、さっそくやってきて臭いつけ。
ぽこはクワガタのことが気に入ったのかな???

昆虫ゼリーを舐めるクワガタムシ。
なお、妻はこのクワガタムシに“がたこ”という名前を付けました。
ちょっと安直(!)かも知れないけれど、可愛らしいので良いのではないかと思います。
できればお婿さんを拾ってきて、卵を産ませたいなと思うのですが、うまくいくかどうかはちょっと微妙なところです。
2008年07月24日
花火大会とうさぎ。
今日は私たちの住む地区の花火大会。
本来ならばとっても楽しい花火大会なのですが、大きな音に弱いうさぎを飼う身としては、あんまり喜べないところです。
町役場に確認したところ、20時過ぎから50発程度打ち上げるだけの、ごく小規模な花火大会とのことだったのですが、それでもやはりぽこのことは心配でした。

とりあえず、20時ちょうどになった時点でぽこをケージ内に閉じ込めました。
いつもとは違うタイミングで閉じ込めたため、何だか納得のいかない様子です。

出せ出せしても出してもらえないことがわかると、寝そべってまったりとし始めました。

やがて間もなく、花火の打ち上げ開始!
我が家からは300mくらい離れた河原が打ち上げ地点のようです。
少々離れてはいますが、打ち上げ音と振動はそこそこ大きくて、うさぎを脅かすには十分です。

ぽこは怯えた様子でかまくらハウスの中に入り、身を潜めました。
かわいそう~。
手を差し伸べてなでなでをしても、動悸は激しいままです…。

しかしその花火大会も、わずか5分余りで終了となりました。
打ち上げ花火の50発なんて、あっという間に終わる感じです。
それでもぽこは、長いこと放心したように身動きがとれないままでいました…。
今回は事前に50発だけということが解かっていたので、ぽこにも我慢してもらうことにしました。
しかし200発とか300発とか打ち上げるようならば、精神的に耐えられないかもしれないので、事前にどこかに避難するのが無難のようでした。
うさぎは強いストレスを感じると自分で心臓を止めてしまう生き物なので、大きな音や振動には本当に要注意!なのです。
本来ならばとっても楽しい花火大会なのですが、大きな音に弱いうさぎを飼う身としては、あんまり喜べないところです。
町役場に確認したところ、20時過ぎから50発程度打ち上げるだけの、ごく小規模な花火大会とのことだったのですが、それでもやはりぽこのことは心配でした。

とりあえず、20時ちょうどになった時点でぽこをケージ内に閉じ込めました。
いつもとは違うタイミングで閉じ込めたため、何だか納得のいかない様子です。

出せ出せしても出してもらえないことがわかると、寝そべってまったりとし始めました。

やがて間もなく、花火の打ち上げ開始!
我が家からは300mくらい離れた河原が打ち上げ地点のようです。
少々離れてはいますが、打ち上げ音と振動はそこそこ大きくて、うさぎを脅かすには十分です。

ぽこは怯えた様子でかまくらハウスの中に入り、身を潜めました。
かわいそう~。
手を差し伸べてなでなでをしても、動悸は激しいままです…。

しかしその花火大会も、わずか5分余りで終了となりました。
打ち上げ花火の50発なんて、あっという間に終わる感じです。
それでもぽこは、長いこと放心したように身動きがとれないままでいました…。
今回は事前に50発だけということが解かっていたので、ぽこにも我慢してもらうことにしました。
しかし200発とか300発とか打ち上げるようならば、精神的に耐えられないかもしれないので、事前にどこかに避難するのが無難のようでした。
うさぎは強いストレスを感じると自分で心臓を止めてしまう生き物なので、大きな音や振動には本当に要注意!なのです。
2008年07月23日
三鈷峰で見た花。
先日の三鈷峰登山の際に写した、花の写真を紹介します。

これはユートピア小屋下あたりで満開だったクガイソウ。
うーん、花の写真を撮るつもりだったのに、チョウチョに気を取られて昆虫写真となってしまいました…。

こちらはシモツケ。
この写真も、花というよりアブを写した昆虫写真のようです。
虫がいるとついつい気を取られて、花よりもそっちに目がいってしまいます。

オオバギボウシ。
確かこの花の新芽は食べれると、山岳会の先輩より教えてもらったような気がします。
(はっきりしないです)

ウスユキソウ。
日本のエーデルワイスと呼ばれている花だったと思うのですが、色も形もちょっと地味な印象の花です。
<訂正>
ウスユキソウではなく、ホソバノヤマハハコでした。
コメントにて野人さん、ひめさんにご指摘をいただき、大山の植物に詳しいREIさんに確認していただいたところ、間違いないそうです。
ちなみに大山には、ウスユキソウは咲かないとのことでした。
みなさん、ご指摘・ご指導ありがとうございました!

シシウド。
この時期の山にはよく咲いている大振りの花です。
今回は、本当はクガイソウとシモツケが満開のお花畑、という感じの写真を載せたかったのですが…残念ながらあまり良く写っている写真がありませんでした。
花の写真は簡単なようで意外と難しいようです。
今後は写し方を、いろいろと工夫・研究していきたいと思います。

これはユートピア小屋下あたりで満開だったクガイソウ。
うーん、花の写真を撮るつもりだったのに、チョウチョに気を取られて昆虫写真となってしまいました…。

こちらはシモツケ。
この写真も、花というよりアブを写した昆虫写真のようです。
虫がいるとついつい気を取られて、花よりもそっちに目がいってしまいます。

オオバギボウシ。
確かこの花の新芽は食べれると、山岳会の先輩より教えてもらったような気がします。
(はっきりしないです)

<訂正>
ウスユキソウではなく、ホソバノヤマハハコでした。
コメントにて野人さん、ひめさんにご指摘をいただき、大山の植物に詳しいREIさんに確認していただいたところ、間違いないそうです。
ちなみに大山には、ウスユキソウは咲かないとのことでした。
みなさん、ご指摘・ご指導ありがとうございました!

シシウド。
この時期の山にはよく咲いている大振りの花です。
今回は、本当はクガイソウとシモツケが満開のお花畑、という感じの写真を載せたかったのですが…残念ながらあまり良く写っている写真がありませんでした。
花の写真は簡単なようで意外と難しいようです。
今後は写し方を、いろいろと工夫・研究していきたいと思います。
2008年07月22日
うさぎのタマタマ。
暑い日が続きます。
昨日は山陰地方では、この夏一番の暑さだったみたいです。
暑いと人間もぐったりですが、全身に毛皮をまとっているうさぎはもっとぐったりで、本当に寝てばかりとなります。

朝っぱらから、リビングの片隅で行き倒れているぽこ。
まだ0歳なのに、こんなぐうたらなことで大丈夫なのか?
でもこの暑さなら仕方ないかな??
(一応エアコン等で、うさぎの生活に適した室温になるよう、調整はしています)
心配だな~。

暑さのせいでタマタマもぐったり???
見苦しいので尻尾で隠しましたが、しっぽも力なくぐったりと元の位置にもどってきて、効果はありませんでした…。
不思議なことに、うさぎのタマタマは毛に覆われていません。
猫などは毛に包まれているのに、一体なぜなのでしょう??
鼻の先から尻尾の先まで、とっても可愛いぽこですが、ここだけはどうも今ひとつ、な感じなのです。
昨日は山陰地方では、この夏一番の暑さだったみたいです。
暑いと人間もぐったりですが、全身に毛皮をまとっているうさぎはもっとぐったりで、本当に寝てばかりとなります。

朝っぱらから、リビングの片隅で行き倒れているぽこ。
まだ0歳なのに、こんなぐうたらなことで大丈夫なのか?
でもこの暑さなら仕方ないかな??
(一応エアコン等で、うさぎの生活に適した室温になるよう、調整はしています)
心配だな~。

暑さのせいでタマタマもぐったり???
見苦しいので尻尾で隠しましたが、しっぽも力なくぐったりと元の位置にもどってきて、効果はありませんでした…。
不思議なことに、うさぎのタマタマは毛に覆われていません。
猫などは毛に包まれているのに、一体なぜなのでしょう??
鼻の先から尻尾の先まで、とっても可愛いぽこですが、ここだけはどうも今ひとつ、な感じなのです。
2008年07月21日
宝珠尾根より三鈷峰登山。
今日は3連休の最終日。
妻と二人で、伯耆大山の一角にある三鈷峰に登ってきました。

伯耆大山の登山口である、大山寺の参道を歩いているところ。
前方に聳える三角形の鋭峰が三鈷峰です。

コースは大神山神社の裏手から下宝珠越まで急登を登り、そこから宝珠尾根を辿ります。
むせ返るような緑の中の登りです。

宝珠尾根も半ばあたりからは、不安定な砂の尾根や…。

沢状の急斜面を登る場面も出てきて、やや注意が必要です。

上宝珠越で宝珠尾根上の道は終わり、左のユートピア小屋方面に登っていきます。

登りつめた地点からは、ユートピア小屋とは反対方向の三鈷峰方面へ。

三鈷峰頂上直下。
道の左手はガレた急斜面なので要注意。

辿り着いた三鈷峰頂上。
大きなケルンがいくつも積まれていました。

下山は、上宝珠越までは往路を戻りました。
ところで三鈷峰~ユートピア小屋周辺は、クガイソウやシモツケの花が満開でお花畑となっていました。
このお花畑は、あと1週間くらいは楽しめるようです。

上宝珠越からは定番の砂滑りに向かいました。
今日の砂滑りは、豊富な砂があって安定し、快適に駆け下りることができました。
私はこれまで5~6回はここを下っているのですが、これまでで最も良いコンディションでした。
砂滑りの良い状態は、この周辺で次の大雨が降るまでは、続くのではないかと思われます。
今日は気温は高かったのですが風があり、思ったほど暑さには苦しめられずに登ることができました。
クガイソウの満開の時期に登ることができて、大満足の登山となりました。
妻と二人で、伯耆大山の一角にある三鈷峰に登ってきました。

伯耆大山の登山口である、大山寺の参道を歩いているところ。
前方に聳える三角形の鋭峰が三鈷峰です。

コースは大神山神社の裏手から下宝珠越まで急登を登り、そこから宝珠尾根を辿ります。
むせ返るような緑の中の登りです。

宝珠尾根も半ばあたりからは、不安定な砂の尾根や…。

沢状の急斜面を登る場面も出てきて、やや注意が必要です。

上宝珠越で宝珠尾根上の道は終わり、左のユートピア小屋方面に登っていきます。

登りつめた地点からは、ユートピア小屋とは反対方向の三鈷峰方面へ。

三鈷峰頂上直下。
道の左手はガレた急斜面なので要注意。

辿り着いた三鈷峰頂上。
大きなケルンがいくつも積まれていました。

下山は、上宝珠越までは往路を戻りました。
ところで三鈷峰~ユートピア小屋周辺は、クガイソウやシモツケの花が満開でお花畑となっていました。
このお花畑は、あと1週間くらいは楽しめるようです。

上宝珠越からは定番の砂滑りに向かいました。
今日の砂滑りは、豊富な砂があって安定し、快適に駆け下りることができました。
私はこれまで5~6回はここを下っているのですが、これまでで最も良いコンディションでした。
砂滑りの良い状態は、この周辺で次の大雨が降るまでは、続くのではないかと思われます。
今日は気温は高かったのですが風があり、思ったほど暑さには苦しめられずに登ることができました。
クガイソウの満開の時期に登ることができて、大満足の登山となりました。
2008年07月20日
扇ノ山東面・岸田川支流岩井谷。
今日は岳獅会の先輩2人、鳥取大学の学生さん1人と一緒に、扇ノ山の東面を流れる岸田川支流の岩井谷で沢登りをしてきました。

車で鳥取市から国道9号線を東進し、昆虫化石館のところで右折。
岸田川沿いの車道を走り、菅原養魚場先に車を停めて入渓。
しばらくはあまり大きな滝のない、単調な流れが続きます。

やがて容易な6mの滝が現れ、それを越してしばらく歩いたところから連瀑帯が始まりました。
この滝は連瀑帯最初の6m滝で、右壁を直登。

これは次の8m滝。
左壁をやや強引な感じで登りましたが、あまり快適ではありません。
一般的には右から高巻くようです。

さらに10m滝を草付混じりの右壁から登ると、続けて40mの大滝が現れました。
これは下部が前傾しているため登るのはちょっと無理、右手から大きく高巻きました。

その先は傾斜の緩い小滝を2つ越えて、写真の6m滝へ。
ここは右壁を登りましたが、上部がちょっといやらしい感じ。

前の写真の上段にあたるのが最後の15m滝、悪相なので一般的には右から高巻きます。
しかし先輩の1人と学生さんは果敢にもチャレンジし、ピトンを打ちながら何とか登りきりました。
(私は病み上がりのため、パスして高巻きました)

その先の渓相は穏やかとなり、時折現れる小滝も階段状で問題なく通過しました。

さて、問題は下降路です。
手持ちの資料によると、沢を丸木橋が横切る地点が終了点の目印、ということだったのですが、いくら登ってもそのような橋は現れません。
けっきょくかなり戻って、最後の小滝を越えたあたりから左岸の斜面を登ってみることにしました。
するとわずか5分余りで古い林道に行き当たり、それを右に15分ばかり歩くと車道へと出ることができました。
この写真は随分と歩いた、今回の最高到達点付近のものです。
もしこの岩井谷に行かれる方は、これほど沢がなだらかになったら行き過ぎと判断し、引き帰されるのが良いでしょう。
(目印となる丸木橋は流失したと思われます)
ところでこの岩井谷、滝はそこそこ多いのですが、すっきりと登れるものが少ないのが残念でした。
でも残置ピトンや赤テープなど、先人の残したものは皆無。
高巻きも明瞭な踏跡がある訳ではありません。
関東周辺の人臭い沢を多く登ってきた私にとって、このような自然がそのまま残されている沢は、とっても新鮮に感じられました。
そしてこの山陰地方で、今後も沢登りが盛んになるとは考えにくく、この自然な状態が将来も続いていくだろうことを思うと、ちょっと嬉しくなってきてしまいました。

車で鳥取市から国道9号線を東進し、昆虫化石館のところで右折。
岸田川沿いの車道を走り、菅原養魚場先に車を停めて入渓。
しばらくはあまり大きな滝のない、単調な流れが続きます。

やがて容易な6mの滝が現れ、それを越してしばらく歩いたところから連瀑帯が始まりました。
この滝は連瀑帯最初の6m滝で、右壁を直登。

これは次の8m滝。
左壁をやや強引な感じで登りましたが、あまり快適ではありません。
一般的には右から高巻くようです。

さらに10m滝を草付混じりの右壁から登ると、続けて40mの大滝が現れました。
これは下部が前傾しているため登るのはちょっと無理、右手から大きく高巻きました。

その先は傾斜の緩い小滝を2つ越えて、写真の6m滝へ。
ここは右壁を登りましたが、上部がちょっといやらしい感じ。

前の写真の上段にあたるのが最後の15m滝、悪相なので一般的には右から高巻きます。
しかし先輩の1人と学生さんは果敢にもチャレンジし、ピトンを打ちながら何とか登りきりました。
(私は病み上がりのため、パスして高巻きました)

その先の渓相は穏やかとなり、時折現れる小滝も階段状で問題なく通過しました。

さて、問題は下降路です。
手持ちの資料によると、沢を丸木橋が横切る地点が終了点の目印、ということだったのですが、いくら登ってもそのような橋は現れません。
けっきょくかなり戻って、最後の小滝を越えたあたりから左岸の斜面を登ってみることにしました。
するとわずか5分余りで古い林道に行き当たり、それを右に15分ばかり歩くと車道へと出ることができました。
この写真は随分と歩いた、今回の最高到達点付近のものです。
もしこの岩井谷に行かれる方は、これほど沢がなだらかになったら行き過ぎと判断し、引き帰されるのが良いでしょう。
(目印となる丸木橋は流失したと思われます)
ところでこの岩井谷、滝はそこそこ多いのですが、すっきりと登れるものが少ないのが残念でした。
でも残置ピトンや赤テープなど、先人の残したものは皆無。
高巻きも明瞭な踏跡がある訳ではありません。
関東周辺の人臭い沢を多く登ってきた私にとって、このような自然がそのまま残されている沢は、とっても新鮮に感じられました。
そしてこの山陰地方で、今後も沢登りが盛んになるとは考えにくく、この自然な状態が将来も続いていくだろうことを思うと、ちょっと嬉しくなってきてしまいました。
2008年07月19日
島根半島・菅浦湾。
今日から待望の3連休。
本当は少し遠出をする予定があったのですが、諸般の事情で残念ながら中止になってしまいました。
仕方なく、という訳ではないですが、今日は一人で島根半島の菅浦湾に、シュノーケリングに行ってきました。

菅浦湾は島根半島北側の日本海側に面した湾で、北浦海水浴場の少し東に位置しています。
自宅からは車で1時間余りの距離です。
一応ここも海水浴場にはなっているようですが、海の家などの施設は全くなく、海水浴客もほとんどいない、たいへんに静かな入江です。
湾の中央からは防波堤が突き出ていて、その左が海水浴場、右手に小さな港と砂浜になっています。
今日はその防波堤の中ほどから右側(港側)の海に入り、少し先にある小島まで泳いできました。

これは泳ぎ始めの、まだ港に近い箇所の海中の様子。
テトラポットで守られているため波は穏やかで、たくさんの小魚が泳いでいました。

これは港の出入り口であるテトラポットの切れ目を渡った先の、小島に近付いたところの海中の様子です。
水深も深くなってきて、本格的なダイビングをしているような気になる、なかなか楽しいところです。

しばらく海中風景を楽しんだあと、小島に上陸してみました。
見ると奥の方は洞窟状になっているようでした。

岩の上を歩いて様子を見に行くと、このような海蝕洞となっていました。
岩の形もちょっと独特で、なかなか面白いところでした。
さて、この小島の裏側は穏やかな磯の浜となっていました。
そちらから回り込んで、島を半周するように戻ったら面白いかも。。。
しかしそう思って海に潜る準備をしていたら、ゴロゴロゴロと雷鳴が鳴り響きました…。
…どうやら、通り雨が来るようでした。
いくら穏やかな湾内の海とはいえ、風が強くなると海面が波立ちシュノーケリングには危険です。
島の裏側を泳ぐのはまたの機会として、最短距離で安全な砂浜まで戻ることにしました。

これは愛用のシュノーケリング3点セット。
シュノーケルは21年前に、鎌倉の材木座海岸で買ったおもちゃのようなものなのですが、特に不具合がないため今でも使い続けています。
マスクとフィンはスキューバダイビングにも使える、そこそこ質の良いものですが、今のところライセンスの取得予定はなし。
なお、靴はマリンブーツではなく沢登り用の渓流足袋を使っています。
これならばかなり急傾斜の岩場でも自由に登り降りできるので、万が一のときにも安心かな?と思い、シュノーケリングの時も使用しています。
本当は少し遠出をする予定があったのですが、諸般の事情で残念ながら中止になってしまいました。
仕方なく、という訳ではないですが、今日は一人で島根半島の菅浦湾に、シュノーケリングに行ってきました。

菅浦湾は島根半島北側の日本海側に面した湾で、北浦海水浴場の少し東に位置しています。
自宅からは車で1時間余りの距離です。
一応ここも海水浴場にはなっているようですが、海の家などの施設は全くなく、海水浴客もほとんどいない、たいへんに静かな入江です。
湾の中央からは防波堤が突き出ていて、その左が海水浴場、右手に小さな港と砂浜になっています。
今日はその防波堤の中ほどから右側(港側)の海に入り、少し先にある小島まで泳いできました。

これは泳ぎ始めの、まだ港に近い箇所の海中の様子。
テトラポットで守られているため波は穏やかで、たくさんの小魚が泳いでいました。

これは港の出入り口であるテトラポットの切れ目を渡った先の、小島に近付いたところの海中の様子です。
水深も深くなってきて、本格的なダイビングをしているような気になる、なかなか楽しいところです。

しばらく海中風景を楽しんだあと、小島に上陸してみました。
見ると奥の方は洞窟状になっているようでした。

岩の上を歩いて様子を見に行くと、このような海蝕洞となっていました。
岩の形もちょっと独特で、なかなか面白いところでした。
さて、この小島の裏側は穏やかな磯の浜となっていました。
そちらから回り込んで、島を半周するように戻ったら面白いかも。。。
しかしそう思って海に潜る準備をしていたら、ゴロゴロゴロと雷鳴が鳴り響きました…。
…どうやら、通り雨が来るようでした。
いくら穏やかな湾内の海とはいえ、風が強くなると海面が波立ちシュノーケリングには危険です。
島の裏側を泳ぐのはまたの機会として、最短距離で安全な砂浜まで戻ることにしました。

これは愛用のシュノーケリング3点セット。
シュノーケルは21年前に、鎌倉の材木座海岸で買ったおもちゃのようなものなのですが、特に不具合がないため今でも使い続けています。
マスクとフィンはスキューバダイビングにも使える、そこそこ質の良いものですが、今のところライセンスの取得予定はなし。
なお、靴はマリンブーツではなく沢登り用の渓流足袋を使っています。
これならばかなり急傾斜の岩場でも自由に登り降りできるので、万が一のときにも安心かな?と思い、シュノーケリングの時も使用しています。
2008年07月18日
『探険倶楽部AGAIN・Vol.1』と『清涼紀行・にっぽんの沢を登る』。
私が関東に住んでいた頃、いろいろとお世話になった山の大先輩・敷島悦朗さん(アウトドアーズクラブ風来坊所属)より、今年の5月に南太平洋のニューカレドニア島の沢を登った記録が載るから読んでみてということで、『探険倶楽部AGAIN』という雑誌を紹介されました。
ちょっとマイナーそうな雑誌だったので、果たして米子の書店の店頭に並ぶのか?との心配があったのですが、昨日本屋を覗いたらちゃんと置いてあったので、早速購入してみました。

そのニューカレドニアの沢の記事、ざっと目を通したところなかなか面白そうな沢でした。
沢自体は意外にも?日本の沢と大きな違いはないようでしたが、やはりロケーションの違いやスケールの大きさなどによる、独特の雰囲気が感じられました。
しかし海外での沢登りが盛んになってきている近年ですが、南の島のニューカレドニアで沢登りをしようという発想が面白いです。
当然ながら今回トレースされた沢も、間違いなく初遡行となるようです。
常にユニークな視点で山を見ている、敷島さんならではの発想だな~と思いました。

ところで雑誌自体はというと…。
記事は“探険”をテーマにしつつも、沢登りやケイビングなどの登山的、専門的な(とはいっても、上記敷島さんの記録を除けば初級者向けに近い)ものと、旅行的、トレッキング的な軽めのものとが入り混じって、ちょっとどっちつかずかな~という印象です。
本格的に探検的登山やケイビングをやりたい人には、かなり物足りない内容でしょう。
誌面全体を見るとそういう本格派向けではなくて、少しその手の行為に憧れている、といった人を対象にしているようですが、それではいずれ飽きられてしまうようにも思います。
もう少し何か一工夫しないと、長続きしないのではないかと、失礼ながらそんなようにも思ってしまいました。
ただ、“登山”や“クライミング”とは別のスタンスから、自然の中に分け入っていくようなやり方を紹介していくというのは意義があると思うので、頑張って続けてほしいとは思いました。
さて敷島さんより、NHKのBSハイビジョンで放送される沢登りの番組についても連絡があったので、併せてご紹介します。
『清涼紀行・にっぽんの沢を登る』という番組で、再放送も含めて以下の3回放送されるそうです。
1回目=7/20(日)19:00-20:30 NHK BSハイビジョン
2回目再放送=7/28(月)14:00-15:30 NHK BSハイビジョン
3回目再放送=8/24(日)14:30-16:00 NHK BS2
平成19年8月に放送された同名のシリーズを再構成した、89分の番組だそうです。
取り上げる沢は、
谷川連峰・湯檜曽川(群馬県)
西表島・浦内川(沖縄県)
飯豊連峰・七滝沢(新潟県)
森吉山・連瀬沢(秋田県)
の4本。
このうち、西表島・浦内川を取材したのが敷島さんとのことでした。
先のニューカレドニアにしろ、敷島さんは南の島の沢登りに凝っているみたいですね。
私もこの番組はぜひ見たい!のですが…我が家はBSは見ることができないのです。
残念。。。
ちょっとマイナーそうな雑誌だったので、果たして米子の書店の店頭に並ぶのか?との心配があったのですが、昨日本屋を覗いたらちゃんと置いてあったので、早速購入してみました。

そのニューカレドニアの沢の記事、ざっと目を通したところなかなか面白そうな沢でした。
沢自体は意外にも?日本の沢と大きな違いはないようでしたが、やはりロケーションの違いやスケールの大きさなどによる、独特の雰囲気が感じられました。
しかし海外での沢登りが盛んになってきている近年ですが、南の島のニューカレドニアで沢登りをしようという発想が面白いです。
当然ながら今回トレースされた沢も、間違いなく初遡行となるようです。
常にユニークな視点で山を見ている、敷島さんならではの発想だな~と思いました。

ところで雑誌自体はというと…。
記事は“探険”をテーマにしつつも、沢登りやケイビングなどの登山的、専門的な(とはいっても、上記敷島さんの記録を除けば初級者向けに近い)ものと、旅行的、トレッキング的な軽めのものとが入り混じって、ちょっとどっちつかずかな~という印象です。
本格的に探検的登山やケイビングをやりたい人には、かなり物足りない内容でしょう。
誌面全体を見るとそういう本格派向けではなくて、少しその手の行為に憧れている、といった人を対象にしているようですが、それではいずれ飽きられてしまうようにも思います。
もう少し何か一工夫しないと、長続きしないのではないかと、失礼ながらそんなようにも思ってしまいました。
ただ、“登山”や“クライミング”とは別のスタンスから、自然の中に分け入っていくようなやり方を紹介していくというのは意義があると思うので、頑張って続けてほしいとは思いました。
さて敷島さんより、NHKのBSハイビジョンで放送される沢登りの番組についても連絡があったので、併せてご紹介します。
『清涼紀行・にっぽんの沢を登る』という番組で、再放送も含めて以下の3回放送されるそうです。
1回目=7/20(日)19:00-20:30 NHK BSハイビジョン
2回目再放送=7/28(月)14:00-15:30 NHK BSハイビジョン
3回目再放送=8/24(日)14:30-16:00 NHK BS2
平成19年8月に放送された同名のシリーズを再構成した、89分の番組だそうです。
取り上げる沢は、
谷川連峰・湯檜曽川(群馬県)
西表島・浦内川(沖縄県)
飯豊連峰・七滝沢(新潟県)
森吉山・連瀬沢(秋田県)
の4本。
このうち、西表島・浦内川を取材したのが敷島さんとのことでした。
先のニューカレドニアにしろ、敷島さんは南の島の沢登りに凝っているみたいですね。
私もこの番組はぜひ見たい!のですが…我が家はBSは見ることができないのです。
残念。。。
2008年07月17日
謎のきのこ。
少し前、ベランダに変なきのこが生えたというブログ(←ひめさん)を見て不思議に思ったのですが、うちのすぐ近くにも妙なきのこが生えてきて驚いています。

これがそのきのこの写真。
場所は以前、ノコギリクワガタを放した木の根元で、アパートの階段を降りてすぐのところです。

大きさはこのくらい、私の手の幅と同じくらいはあります。
今年は空梅雨っぽくて、最近は雨も全く降らないのに、なぜこんなものが生えてきたのでしょう??
きのこは不思議な植物です…。
<追記>
これはオニフクベと呼ばれるきのこだそうです。
(鳥取大学山岳部のUくんから教えていただきました)
妙なきのこですが、食用なのだそうです。
しかも大きなものは直径1mにもなるとのこと。
きのこは本当に不思議な植物です…。

これがそのきのこの写真。
場所は以前、ノコギリクワガタを放した木の根元で、アパートの階段を降りてすぐのところです。

大きさはこのくらい、私の手の幅と同じくらいはあります。
今年は空梅雨っぽくて、最近は雨も全く降らないのに、なぜこんなものが生えてきたのでしょう??
きのこは不思議な植物です…。
<追記>
これはオニフクベと呼ばれるきのこだそうです。
(鳥取大学山岳部のUくんから教えていただきました)
妙なきのこですが、食用なのだそうです。
しかも大きなものは直径1mにもなるとのこと。
きのこは本当に不思議な植物です…。
2008年07月16日
中蒜山に咲いていた花。
先日の中蒜山登山の際に写した花の写真を紹介します。

ヤマジノホトトギス。
七合目辺りの、鎖場のところに咲いていました。

ヤマツツジ。
稜線近くの日当たりの良い場所に咲いていました。
しかししおれた花も多く、すでに最盛期は過ぎているようでした。

トラノオ。
これも稜線近くに咲いていました。
こちらは先端はまだつぼみで、これからどんどんと花が開いていくようです。
<追記>
これは正確には、オカトラノオという種類とのことでした。
(大山自然歴史館の館長さんより)

これは稜線上の縦走路の傍らになっていた実です。
もしかしたらコケモモかも?
でもこんなところになるのかな??
<訂正>
これは日当たりの良い山の斜面に生える、アカモノという植物の実でした。
(new私の山登りのMさんよりご指摘をいただきました)
花は白いそうですが、その後この写真のように赤い実がなることから“アカモノ”と呼ばれるようです。
ちなみにこの赤い実は、食べれるみたいです。

これはずっと下、二合目の辺りに本当に目立たない様子で咲いていた、ギンリョウソウです。
ギンリョウソウは葉緑素のない変わった植物で、私がマムシグサの次に名前を覚えた山野草です。

この写真は蒜山ではなくて、帰りに車で近くを通った俣野川ダムの辺りに花を咲かせていた、ネムノキを写したものです。
俣野川ダム周辺にはネムノキがたくさんあり、いずれもきれいな花を咲かせていました。
車を停められる小さな公園があちこちにあるので、ドライブなどで訪れても楽しいところかな、と思いました。

ヤマジノホトトギス。
七合目辺りの、鎖場のところに咲いていました。

ヤマツツジ。
稜線近くの日当たりの良い場所に咲いていました。
しかししおれた花も多く、すでに最盛期は過ぎているようでした。

トラノオ。
これも稜線近くに咲いていました。
こちらは先端はまだつぼみで、これからどんどんと花が開いていくようです。
<追記>
これは正確には、オカトラノオという種類とのことでした。
(大山自然歴史館の館長さんより)

これは稜線上の縦走路の傍らになっていた実です。
でもこんなところになるのかな??
<訂正>
これは日当たりの良い山の斜面に生える、アカモノという植物の実でした。
(new私の山登りのMさんよりご指摘をいただきました)
花は白いそうですが、その後この写真のように赤い実がなることから“アカモノ”と呼ばれるようです。
ちなみにこの赤い実は、食べれるみたいです。

これはずっと下、二合目の辺りに本当に目立たない様子で咲いていた、ギンリョウソウです。
ギンリョウソウは葉緑素のない変わった植物で、私がマムシグサの次に名前を覚えた山野草です。

この写真は蒜山ではなくて、帰りに車で近くを通った俣野川ダムの辺りに花を咲かせていた、ネムノキを写したものです。
俣野川ダム周辺にはネムノキがたくさんあり、いずれもきれいな花を咲かせていました。
車を停められる小さな公園があちこちにあるので、ドライブなどで訪れても楽しいところかな、と思いました。
2008年07月15日
『第19回・海外の山を知ろう!』が開かれます。
少し前にもご紹介したのですが、あさって開かれる、東京都山岳連盟・海外委員会主催の海外登山研究会について、再度ご案内します。
(山陰在住ながら、私も東京都山岳連盟・海外委員に名前を連ねているため、宣伝を依頼されているのです)

研究会の内容は、ネパールの“トレッキングピーク”と呼ばれる5000~6000m台の山々を登る際の手続きや、実際の登山の流れなどを紹介する講演と、それに対する質疑応答が中心になるはずです。
長くネパールに住んで、登山に関わってこられた竹花さんという方が講師なので、きっと実践的で有意義な講演会になることでしょう。
都内および近郊在住で興味のある方は、ぜひ足を運んでいただければと思います。
『東京都山岳連盟・海外委員会』というと何だか権威があって怖そうな印象ですが、委員のメンバーは私と同年輩の気さくなお兄さん(いや、おじさんか?)ばかり。
気軽に参加して、終了後は近くの居酒屋で盛り上がっていただければ、とても楽しい?のではないかと思いますので、よろしくお願いします。
(山陰在住ながら、私も東京都山岳連盟・海外委員に名前を連ねているため、宣伝を依頼されているのです)

研究会の内容は、ネパールの“トレッキングピーク”と呼ばれる5000~6000m台の山々を登る際の手続きや、実際の登山の流れなどを紹介する講演と、それに対する質疑応答が中心になるはずです。
長くネパールに住んで、登山に関わってこられた竹花さんという方が講師なので、きっと実践的で有意義な講演会になることでしょう。
都内および近郊在住で興味のある方は、ぜひ足を運んでいただければと思います。
『東京都山岳連盟・海外委員会』というと何だか権威があって怖そうな印象ですが、委員のメンバーは私と同年輩の気さくなお兄さん(いや、おじさんか?)ばかり。
気軽に参加して、終了後は近くの居酒屋で盛り上がっていただければ、とても楽しい?のではないかと思いますので、よろしくお願いします。
2008年07月14日
クワガタムシを飼うことにしました。
昨日は用事があってずっと外出。
夕方帰宅すると、メスのクワガタムシが腹を上げた体勢で、玄関前に落ちていました。
…。
どうやら、もう死んでいるようです。
日中の暑さはかなりのものだったので、夜のうちに飛んできて朝を迎えたものが、アパートの廊下を這い回るうちに、暑さにやられて力尽きてしまったのだと思いました。
もう少し早く見つけられたら、助けてあげられたのに…。
そう思ってつまみ上げると、死んでいたと思ったクワガタムシは、弱々しい仕草で足をもぞもぞと動かしました。
驚いたことに、まだ生きているようでした。

とりあえずそのクワガタムシを鉢植えの土の上に置き、はちみつを浸み込ませたティッシュペーパーを近付けてみました。
すると弱々しかった動きが急に力強くなり、舌を出してペロペロと舐め始めました。
随分とお腹が空いていたみたいです。

妻と相談した結果、このメスのクワガタムシをこのまま外に放したとしても、体が弱っていることに違いはないので長くはもたないだろう、だったら家で飼ってあげよう、ということで話がまとまりました。
さっそく近所のホームセンターで、カブトムシ・クワガタムシの飼育セットを購入。
家に帰って準備を始めると、“サマーベッド”で寝ていたぽこも、興味深そうな仕草で様子を伺いにきました。

水槽に土や餌をセットし、クワガタムシを中に入れてみました。
一方ぽこは、一生懸命に水槽の縁にあごを擦り付け(うさぎのあごには縄張りを示す臭腺があるのです)、これは自分のものだと主張していました。
調子に乗ってあんまり近づくと、鼻を挟まれるから気を付けるんだよ~。

昆虫ゼリーを舐めるクワガタムシ。
そんなに長生きする生き物ではないクワガタムシですが、何とか体力を取り戻してもらって、せめて夏の間は一緒に過ごせたら良いなと思っています。
夕方帰宅すると、メスのクワガタムシが腹を上げた体勢で、玄関前に落ちていました。
…。
どうやら、もう死んでいるようです。
日中の暑さはかなりのものだったので、夜のうちに飛んできて朝を迎えたものが、アパートの廊下を這い回るうちに、暑さにやられて力尽きてしまったのだと思いました。
もう少し早く見つけられたら、助けてあげられたのに…。
そう思ってつまみ上げると、死んでいたと思ったクワガタムシは、弱々しい仕草で足をもぞもぞと動かしました。
驚いたことに、まだ生きているようでした。

とりあえずそのクワガタムシを鉢植えの土の上に置き、はちみつを浸み込ませたティッシュペーパーを近付けてみました。
すると弱々しかった動きが急に力強くなり、舌を出してペロペロと舐め始めました。
随分とお腹が空いていたみたいです。

妻と相談した結果、このメスのクワガタムシをこのまま外に放したとしても、体が弱っていることに違いはないので長くはもたないだろう、だったら家で飼ってあげよう、ということで話がまとまりました。
さっそく近所のホームセンターで、カブトムシ・クワガタムシの飼育セットを購入。
家に帰って準備を始めると、“サマーベッド”で寝ていたぽこも、興味深そうな仕草で様子を伺いにきました。

水槽に土や餌をセットし、クワガタムシを中に入れてみました。
一方ぽこは、一生懸命に水槽の縁にあごを擦り付け(うさぎのあごには縄張りを示す臭腺があるのです)、これは自分のものだと主張していました。
調子に乗ってあんまり近づくと、鼻を挟まれるから気を付けるんだよ~。

昆虫ゼリーを舐めるクワガタムシ。
そんなに長生きする生き物ではないクワガタムシですが、何とか体力を取り戻してもらって、せめて夏の間は一緒に過ごせたら良いなと思っています。
2008年07月13日
うさぎのサマーベッド。
少し前、長年使用したごみ箱にひびが入ったため、新しいものと交換しました。
それを処分する際、ふたの部分を床に置いたらぽこがぴょ~んと飛び乗ったりして遊び、ずいぶん楽しそうな様子。
結局そのふたは捨てずに、部屋の片隅に置いたままにすることになったのでした。
そして真夏を思わせる暑さの続くこの数日、ぽこは裏返したそのごみ箱のふたの中に納まり、くつろぐ姿を見せるようになりました。

裏返したふたの中で伏せをするぽこ。
枠どりがちょうど良い大きさで、プラスチックのひんやりした感触が気持ち良いようです。さしずめぽこの“サマーベッド”といったところでしょうか。

やがてその“サマーベッド”の中でごろん。

写真を撮っていると、目をぱちくりさせながら、口をもごもご動かし始めました。
なでなでを要求する合図です。

早速なでなでをすると…。

あごをガチガチ噛み鳴らし、嬉しそうにしていました。
この“サマーベッド”、ぽこにとっては本当に快適で気持ち良いようです。
それを処分する際、ふたの部分を床に置いたらぽこがぴょ~んと飛び乗ったりして遊び、ずいぶん楽しそうな様子。
結局そのふたは捨てずに、部屋の片隅に置いたままにすることになったのでした。
そして真夏を思わせる暑さの続くこの数日、ぽこは裏返したそのごみ箱のふたの中に納まり、くつろぐ姿を見せるようになりました。

裏返したふたの中で伏せをするぽこ。
枠どりがちょうど良い大きさで、プラスチックのひんやりした感触が気持ち良いようです。さしずめぽこの“サマーベッド”といったところでしょうか。

やがてその“サマーベッド”の中でごろん。

写真を撮っていると、目をぱちくりさせながら、口をもごもご動かし始めました。
なでなでを要求する合図です。

早速なでなでをすると…。

あごをガチガチ噛み鳴らし、嬉しそうにしていました。
この“サマーベッド”、ぽこにとっては本当に快適で気持ち良いようです。
2008年07月12日
小三郎谷敗退・中蒜山往復。
今朝は中蒜山の南面を流れる、大谷支流の小三郎谷を登るつもりで家を出ました。
車を50分ほど走らせ、中蒜山の登山口がある塩釜冷泉の近くから、大谷に降りて遡行開始。
しかし猛烈な量の草に、行く手を阻まれてしまいました…。
けっきょく沢の遡行は断念し、塩釜冷泉からの一般登山道往復で、中蒜山に登ってきました。

塩釜冷泉やや下の、別荘地の裏手から大谷に降り立ったところ。
何だか妙に湿っぽい感じで、足元ではイモリが泳いでいました…。
周囲は蜘蛛の巣だらけ、ブヨだか何だかよく解らないですが、小さな虫もたくさんまとわりついてきます。
この時点で私のモチベーションは、限りなくゼロに近づいていました…。

沢に降りて最初の堰堤は右岸、次の堰堤は左岸から高巻き、その上の河原へ。
しかしその先はご覧のような、草に覆われたなまぬるい淀んだ水溜まりとななっていました。
ヤブ蚊もたくさん飛んでいて、チクチク刺されて腕や顔がみるみる腫れ上がってきます…。
どうしようか…。
はっきりいって、これはとうてい沢登りの対象とはならない雰囲気です。
無理して突っ込んでマムシとかに遭遇したり、ダニに食いつかれるようなことになったらかないません。
けっきょく早々に沢の遡行は断念し、背丈を越える草を掻き分けて、再び別荘地に戻ることにしました。
遡行距離は、たぶん100mにも満たなかったと思います…。
今年最初の沢でこんなことになり、残念ではありますが、まあ仕方がありません。

さて気を取り直して塩釜冷泉に戻り、一般登山道から中蒜山を目指すことにしました。
一般登山道はよく手入れがされてヤブもなく、たいへんに歩き易い道でした。

しかしその一般登山道は、樹林帯の中の急登であり、少々面白みに欠ける感じ。
黙々と急登を歩き続けて、五合目の小さな祠へ。
ここはやや小広くなっていて、一息つくには良い場所でした。
でもその先もあまり展望の得られない道で、やや単調な印象も受けました。

それでも登るにつれて、左右の樹木の高さは低くなり、ところどころ展望の開ける箇所も現れるようになりました。
写真はちょうど蒜山三山の縦走路に合流したところで、奥の道が下蒜山に続く道、右下が今回登ってきた塩釜冷泉からの道です。

その先、中蒜山までは2週間前にも歩いたところです。
その時は雨で景色はまったく見えなかったのですが、今回は草原状の斜面の上に立つ避難小屋とその先の頂上が良く見えました。

合流点から10分あまり歩き、中蒜山(なかひるぜん・1123.3m)頂上へ。
奥の上蒜山山頂は、雲に覆われて見えませんでした。

今日は午後から別の用事があるため、縦走はせず、同じ道を下山路にとり塩釜冷泉に戻りました。
その塩釜冷泉、登山口から少し離れているのですが、どんなものか見にいってみることにしました。
するとご覧のような大きな泉で、底からゴボゴボと透き通った水が勢いよく湧き出る様子にはちょっと驚きました。
中蒜山の登山の際、もしくは蒜山高原の観光の際は、足を運んでみても損のないところでしょう。
ところで今日は今年最初の沢登りだったのですが、予想外の結果に終わってしまいました。
来週はもう少し登りやすそうな、県東部の沢に行ってみようと、現在いろいろと検討中です。
車を50分ほど走らせ、中蒜山の登山口がある塩釜冷泉の近くから、大谷に降りて遡行開始。
しかし猛烈な量の草に、行く手を阻まれてしまいました…。
けっきょく沢の遡行は断念し、塩釜冷泉からの一般登山道往復で、中蒜山に登ってきました。

塩釜冷泉やや下の、別荘地の裏手から大谷に降り立ったところ。
何だか妙に湿っぽい感じで、足元ではイモリが泳いでいました…。
周囲は蜘蛛の巣だらけ、ブヨだか何だかよく解らないですが、小さな虫もたくさんまとわりついてきます。
この時点で私のモチベーションは、限りなくゼロに近づいていました…。

沢に降りて最初の堰堤は右岸、次の堰堤は左岸から高巻き、その上の河原へ。
しかしその先はご覧のような、草に覆われたなまぬるい淀んだ水溜まりとななっていました。
ヤブ蚊もたくさん飛んでいて、チクチク刺されて腕や顔がみるみる腫れ上がってきます…。
どうしようか…。
はっきりいって、これはとうてい沢登りの対象とはならない雰囲気です。
無理して突っ込んでマムシとかに遭遇したり、ダニに食いつかれるようなことになったらかないません。
けっきょく早々に沢の遡行は断念し、背丈を越える草を掻き分けて、再び別荘地に戻ることにしました。
遡行距離は、たぶん100mにも満たなかったと思います…。
今年最初の沢でこんなことになり、残念ではありますが、まあ仕方がありません。

さて気を取り直して塩釜冷泉に戻り、一般登山道から中蒜山を目指すことにしました。
一般登山道はよく手入れがされてヤブもなく、たいへんに歩き易い道でした。

しかしその一般登山道は、樹林帯の中の急登であり、少々面白みに欠ける感じ。
黙々と急登を歩き続けて、五合目の小さな祠へ。
ここはやや小広くなっていて、一息つくには良い場所でした。
でもその先もあまり展望の得られない道で、やや単調な印象も受けました。

それでも登るにつれて、左右の樹木の高さは低くなり、ところどころ展望の開ける箇所も現れるようになりました。
写真はちょうど蒜山三山の縦走路に合流したところで、奥の道が下蒜山に続く道、右下が今回登ってきた塩釜冷泉からの道です。

その先、中蒜山までは2週間前にも歩いたところです。
その時は雨で景色はまったく見えなかったのですが、今回は草原状の斜面の上に立つ避難小屋とその先の頂上が良く見えました。

合流点から10分あまり歩き、中蒜山(なかひるぜん・1123.3m)頂上へ。
奥の上蒜山山頂は、雲に覆われて見えませんでした。

今日は午後から別の用事があるため、縦走はせず、同じ道を下山路にとり塩釜冷泉に戻りました。
その塩釜冷泉、登山口から少し離れているのですが、どんなものか見にいってみることにしました。
するとご覧のような大きな泉で、底からゴボゴボと透き通った水が勢いよく湧き出る様子にはちょっと驚きました。
中蒜山の登山の際、もしくは蒜山高原の観光の際は、足を運んでみても損のないところでしょう。
ところで今日は今年最初の沢登りだったのですが、予想外の結果に終わってしまいました。
来週はもう少し登りやすそうな、県東部の沢に行ってみようと、現在いろいろと検討中です。
2008年07月11日
無雪期の伯耆大山北壁。
先日の伯耆大山登山中に写した北壁の写真を見ながら、無雪期の登攀の可能性について考えてみました。

元谷から見上げた伯耆大山北壁。
比較的多く無雪期に登られた記録が見られるのは、矢印で示した大屏風岩、中ノ沢、滝沢、別山です。

中ノ沢、滝沢をアップで写した写真。
中ノ沢に関しては、“比較的”ということはなく、かなり頻繁に登られています。
年間10パーティ以上は登っているのではないでしょうか。
登る時期は秋が良いようで、私も昨年11月3日に登攀しています。
右隣の滝沢は、伯耆山岳会のY氏より、数年前に登ったというお話しを聞きました。
岩登りになるのは下部4ピッチのみで、その上は悪いガレになったそうです。
今年の秋は私もチャレンジしてみようかと考えています。

一方こちらは、大屏風岩周辺。
昔はしばしば登られていたそうですが、人工登攀の比率が高く、その支点は今ではほとんど腐食しきっていると思われます。
新たにボルトを埋めながら登るということは、現在では考えにくく、岩の脆さよりフリークライミングの可能性も低いため、登攀はほぼ不可能と考えてよいのかもしれません。
しかし大屏風岩ではないですが、左手を回り込む天狗沢ならば、登れそうにも見えます。
またこの写真中央やや右のルンゼ(西ルンゼ)ならば、もしかしたらフリーで登れる可能性があるかもしれません。

こちらは夏山登山道上部から見た写真で、手前が別山上部、奥が三鈷峰西壁です。
別山バットレス中央稜は、岳獅会の仲間が昨年夏に登っています。
しかし草と浮石に神経を使う登りで、あまり快適ではなかったそうです。
一方三鈷峰西壁は、岳獅会同様に鳥取県に本拠地を置く、雲稜山友会がおととしの秋に登っています。
記録を見ると、やはり浮石がひどく、クライミングとはいえないような大変な登攀だったようです。

これは夏山登山道の露岩を写したものです。
大屏風岩や三鈷峰西壁が、この露岩ほど脆いかは解りませんが、いずれにせよ快適さとは程遠い、危険なクライミングを強いられるのは間違いないようです。
やはり無雪期の大山北壁の登攀は、中ノ沢と滝沢、それに頑張って天狗沢くらいかな?というように感じました。

元谷から見上げた伯耆大山北壁。
比較的多く無雪期に登られた記録が見られるのは、矢印で示した大屏風岩、中ノ沢、滝沢、別山です。

中ノ沢、滝沢をアップで写した写真。
中ノ沢に関しては、“比較的”ということはなく、かなり頻繁に登られています。
年間10パーティ以上は登っているのではないでしょうか。
登る時期は秋が良いようで、私も昨年11月3日に登攀しています。
右隣の滝沢は、伯耆山岳会のY氏より、数年前に登ったというお話しを聞きました。
岩登りになるのは下部4ピッチのみで、その上は悪いガレになったそうです。
今年の秋は私もチャレンジしてみようかと考えています。

一方こちらは、大屏風岩周辺。
昔はしばしば登られていたそうですが、人工登攀の比率が高く、その支点は今ではほとんど腐食しきっていると思われます。
新たにボルトを埋めながら登るということは、現在では考えにくく、岩の脆さよりフリークライミングの可能性も低いため、登攀はほぼ不可能と考えてよいのかもしれません。
しかし大屏風岩ではないですが、左手を回り込む天狗沢ならば、登れそうにも見えます。
またこの写真中央やや右のルンゼ(西ルンゼ)ならば、もしかしたらフリーで登れる可能性があるかもしれません。

こちらは夏山登山道上部から見た写真で、手前が別山上部、奥が三鈷峰西壁です。
別山バットレス中央稜は、岳獅会の仲間が昨年夏に登っています。
しかし草と浮石に神経を使う登りで、あまり快適ではなかったそうです。
一方三鈷峰西壁は、岳獅会同様に鳥取県に本拠地を置く、雲稜山友会がおととしの秋に登っています。
記録を見ると、やはり浮石がひどく、クライミングとはいえないような大変な登攀だったようです。

これは夏山登山道の露岩を写したものです。
大屏風岩や三鈷峰西壁が、この露岩ほど脆いかは解りませんが、いずれにせよ快適さとは程遠い、危険なクライミングを強いられるのは間違いないようです。
やはり無雪期の大山北壁の登攀は、中ノ沢と滝沢、それに頑張って天狗沢くらいかな?というように感じました。
2008年07月10日
モンベルクラブ大山店。
明日、伯耆大山の登山口となる大山寺エリアの一角に、モンベルクラブ大山店がオープンするそうです。

これは先日の日曜日の大山登山時に写した店舗の写真。
着々と開店準備が進んでいるようでした。
店舗の場所は大山寺橋に隣接しているので、解かりやすいと思います。
建物は1階がショップで、2階は会議室として利用できるそうです。
ショップにはクライミングのギア類も置かれるとのことなので、米子近辺のクライマーの方ならば大変に重宝するかもしれません。
近いうちに品揃えの確認のために、足を運びたいと思っています。

これは先日の日曜日の大山登山時に写した店舗の写真。
着々と開店準備が進んでいるようでした。
店舗の場所は大山寺橋に隣接しているので、解かりやすいと思います。
建物は1階がショップで、2階は会議室として利用できるそうです。
ショップにはクライミングのギア類も置かれるとのことなので、米子近辺のクライマーの方ならば大変に重宝するかもしれません。
近いうちに品揃えの確認のために、足を運びたいと思っています。
2008年07月09日
伯耆大山で見た花。
先日の伯耆大山登山中に写した花の写真を紹介します。

ヤマアジサイ。
登山口から山頂台地の手前まで、あちこちに咲いていました。

シモツケ。
六合目周辺に咲いていました。

マムシグサ。
七合目辺りに、目立たない感じで咲いていました。
この花は毒々しいというか、ちょっと特徴的な形をしています。
草花にあまり興味のない私が、一番最初に覚えた山野草です。

ヤマオダマキ。
頂上台地の外れのほうに咲いていました。
黄色と紫色の対比が美しい、可愛らしい花です。

行者コースに咲いていた花。
オトギリソウかな?とも思うのですが、あまり自信がありません。
<追記>
オトギリソウではなくニガナでした。

これは夏道登山道の一合目辺りに咲いていた花です。
小さいけれど奇抜な形をした、面白い花です。
しかし手持ちの図鑑には、該当するような花は載っていませんでした。
<追記>
これはユキノシタでした。
以上、nobuooさんに教えていただきました。
ありがとうございました。
あんまり関心のなかった花も、興味を持つ気持ちで見ると、なかなか面白いですね。
でも名前を特定するのは、なかなか難しいです。
手持ちの図鑑は簡単なものなので、もう少し山の花が詳しく載っているものが必要なようです。

ヤマアジサイ。
登山口から山頂台地の手前まで、あちこちに咲いていました。

シモツケ。
六合目周辺に咲いていました。

マムシグサ。
七合目辺りに、目立たない感じで咲いていました。
この花は毒々しいというか、ちょっと特徴的な形をしています。
草花にあまり興味のない私が、一番最初に覚えた山野草です。

ヤマオダマキ。
頂上台地の外れのほうに咲いていました。
黄色と紫色の対比が美しい、可愛らしい花です。

行者コースに咲いていた花。
オトギリソウかな?とも思うのですが、あまり自信がありません。
<追記>
オトギリソウではなくニガナでした。

これは夏道登山道の一合目辺りに咲いていた花です。
小さいけれど奇抜な形をした、面白い花です。
しかし手持ちの図鑑には、該当するような花は載っていませんでした。
<追記>
これはユキノシタでした。
以上、nobuooさんに教えていただきました。
ありがとうございました。
あんまり関心のなかった花も、興味を持つ気持ちで見ると、なかなか面白いですね。
でも名前を特定するのは、なかなか難しいです。
手持ちの図鑑は簡単なものなので、もう少し山の花が詳しく載っているものが必要なようです。
2008年07月08日
ノコギリクワガタ。
朝、起きてすぐに玄関先を見たら、クワガタムシが落ちていました。
少し前も同じようにクワガタムシが落ちていたのですが、その時のコクワガタとは違い、今日のはノコギリクワガタでした。

ぽこも一応男の子なので、強そうなノコギリクワガタに興味津々?
でも鼻先を挟まれたりしたら大変なので、ノコギリクワガタはすぐに外の木の根元に置いてきました。
すると猛烈な勢いで地面を掘り始め、あっという間に土の中に姿を隠してしまいました。
ところで連日、暑いですね~。
山陰地方はもう梅雨明け間近みたいです。
少し前も同じようにクワガタムシが落ちていたのですが、その時のコクワガタとは違い、今日のはノコギリクワガタでした。

ぽこも一応男の子なので、強そうなノコギリクワガタに興味津々?
でも鼻先を挟まれたりしたら大変なので、ノコギリクワガタはすぐに外の木の根元に置いてきました。
すると猛烈な勢いで地面を掘り始め、あっという間に土の中に姿を隠してしまいました。
ところで連日、暑いですね~。
山陰地方はもう梅雨明け間近みたいです。
2008年07月07日
うさぎの1周忌。
今日は我が家の先代うさぎ・ももの命日です。
夕方、妻と待ち合わせて、ももを埋葬したペット霊園にお墓参りに行ってきました。

常に花の絶えることのない、ペット霊園の共同墓地。
ももの遺骨は、ちょうど1年前の夕方、この中に納めたのでした。
今日は大変暑い日でしたが、1年前も暑かった…。
霊園の掲示板を見たら、1周忌の対象としてももの名前も書かれていました。

自宅の居間の壁面に作ったももの仏壇。
ベランダで妻が育てた花を供えました。

在りし日のももの姿。
ボサボサだけど、可愛かったな~。

ももはよく、この写真のように片耳を立て、もう片一方のみみを寝かせてくつろいでいました。

ずんぐりとした体型だったため、“うさまん”ポーズをとると本当にまんじゅうみたいでした。

一方こちらは、現在の愛兎・ぽこ。
同じうさぎでありながら、ももとは容姿も性格もぜんぜん違うけれど、ぽこもとっても可愛いです。
夕方、妻と待ち合わせて、ももを埋葬したペット霊園にお墓参りに行ってきました。

常に花の絶えることのない、ペット霊園の共同墓地。
ももの遺骨は、ちょうど1年前の夕方、この中に納めたのでした。
今日は大変暑い日でしたが、1年前も暑かった…。
霊園の掲示板を見たら、1周忌の対象としてももの名前も書かれていました。

自宅の居間の壁面に作ったももの仏壇。
ベランダで妻が育てた花を供えました。

在りし日のももの姿。
ボサボサだけど、可愛かったな~。

ももはよく、この写真のように片耳を立て、もう片一方のみみを寝かせてくつろいでいました。

ずんぐりとした体型だったため、“うさまん”ポーズをとると本当にまんじゅうみたいでした。

一方こちらは、現在の愛兎・ぽこ。
同じうさぎでありながら、ももとは容姿も性格もぜんぜん違うけれど、ぽこもとっても可愛いです。
2008年07月06日
伯耆大山・夏山登山道~行者コース。
今日の午前は、伯耆大山の夏山登山道から弥山に登り、行者コースより下山してきました。

登山口近くの大山寺橋から見上げた伯耆大山。
写真中央奥の右上に延びる尾根が、夏道登山道となります。

夏道登山道は、登り始めから六合目近くまでは、このような木の階段がひたすら続きます。
展望もなく、辛いところです。

六合目から上は、蛇かごが多くなります。
これはこれで足をとられて歩きにくいものですが、道や植生の保護のためには欠かせないようです。

ふと頭上を見上げると、秋のような空が広がっていました。

八合目を過ぎると傾斜は緩くなり、北壁のへりを歩いて山頂台地へと登っていきます。

山頂台地の木道。
うねうねと続いて気持ちの良いところです。
この木道も、山頂台地の植生の保護には重要な役割を果たしているそうです。

登り始めから3時間ほどで弥山頂上に到着。
今日は激しい二日酔い(!)だったため、ちょっと時間がかかってしまいました。
頂上からは、やや霞がかかっていたものの、美保湾、島根半島までよく見えました。
風は強く、頂上小屋の風力計は勢いよく回転していました。

山頂台地の梵字ヶ池。
干上がり気味のことも多いのですが、今日は満々と水を湛えていました。

下山はしばらく夏山登山道を下った後、五合目上より行者コースを辿りました。

行者コースを下りきったところにある元谷小屋。
冬は北壁を狙う県外のクライマー達で、賑わいをみせる小屋です。
しかしこの時期の利用者は少ないのでしょう、今日は鬱蒼とした茂みに囲まれて、ひっそりと静まりかえっていました。

登山口近くの大山寺橋から見上げた伯耆大山。
写真中央奥の右上に延びる尾根が、夏道登山道となります。

夏道登山道は、登り始めから六合目近くまでは、このような木の階段がひたすら続きます。
展望もなく、辛いところです。

六合目から上は、蛇かごが多くなります。
これはこれで足をとられて歩きにくいものですが、道や植生の保護のためには欠かせないようです。

ふと頭上を見上げると、秋のような空が広がっていました。

八合目を過ぎると傾斜は緩くなり、北壁のへりを歩いて山頂台地へと登っていきます。

山頂台地の木道。
うねうねと続いて気持ちの良いところです。
この木道も、山頂台地の植生の保護には重要な役割を果たしているそうです。

登り始めから3時間ほどで弥山頂上に到着。
今日は激しい二日酔い(!)だったため、ちょっと時間がかかってしまいました。
頂上からは、やや霞がかかっていたものの、美保湾、島根半島までよく見えました。
風は強く、頂上小屋の風力計は勢いよく回転していました。

山頂台地の梵字ヶ池。
干上がり気味のことも多いのですが、今日は満々と水を湛えていました。

下山はしばらく夏山登山道を下った後、五合目上より行者コースを辿りました。

行者コースを下りきったところにある元谷小屋。
冬は北壁を狙う県外のクライマー達で、賑わいをみせる小屋です。
しかしこの時期の利用者は少ないのでしょう、今日は鬱蒼とした茂みに囲まれて、ひっそりと静まりかえっていました。
2008年07月05日
草の好きなわんこ。
今日は点検、その他のために車を近くの工場にあずけてきました。
時間は半日余りかかるとのこと。
それならばと代車を借りて親戚の家に行き、久し振りにそこの飼い犬・キーちゃんを散歩に連れていってあげることにしました。

私がキーちゃんを散歩に連れて行くのは、怪我以降は初めてです。
久し振りとなる一緒の散歩を、キーちゃんも喜んでくれているようで良かった!

そのキーちゃん、草むらに顔をつっこむと…。

ムシャムシャムシャ…。

別の場所に移動しても…。

お気に入りの草を見つけると、ムシャムシャムシャ…。
どの犬も、散歩中に少しくらいは草を口にすることはあると思いますが、今日のキーちゃんは猛烈な勢いで草を食べていました。
まるで犬ではなく、うさぎを見ているようでした。

散歩に出たのは今日の午前中。
気温が高くて、キーちゃんはちょっとバテ気味な様子でした。
これから真夏にかけて、散歩に行くには、もう少し涼しい時間帯を選ばなければいけないなと思いました。
時間は半日余りかかるとのこと。
それならばと代車を借りて親戚の家に行き、久し振りにそこの飼い犬・キーちゃんを散歩に連れていってあげることにしました。

私がキーちゃんを散歩に連れて行くのは、怪我以降は初めてです。
久し振りとなる一緒の散歩を、キーちゃんも喜んでくれているようで良かった!

そのキーちゃん、草むらに顔をつっこむと…。

ムシャムシャムシャ…。

別の場所に移動しても…。

お気に入りの草を見つけると、ムシャムシャムシャ…。
どの犬も、散歩中に少しくらいは草を口にすることはあると思いますが、今日のキーちゃんは猛烈な勢いで草を食べていました。
まるで犬ではなく、うさぎを見ているようでした。

散歩に出たのは今日の午前中。
気温が高くて、キーちゃんはちょっとバテ気味な様子でした。
これから真夏にかけて、散歩に行くには、もう少し涼しい時間帯を選ばなければいけないなと思いました。
2008年07月04日
蒜山三山で見た花。
ちょっと遅くなってしまいましたが、先日の蒜山三山縦走時に写した花の写真を紹介します。

これはササユリ。

これはシモツケ。

これはサラシナショウマ??
もしかしたら違うかも?しれません。
<追記>
これはイブキトラノオでした。
(大山自然歴史館の館長さんより)

ノアザミ。
ハナアブが一生懸命、蜜を吸っていました。

こちらはガクアジサイ。
終日雨模様の天気だったためか、生き生きと咲いていました。
<追記>
これはヤマアジサイでした。
(大山自然歴史館の館長さんより)

これはササユリ。

これはシモツケ。

これは
もしかしたら違うかも?しれません。
<追記>
これはイブキトラノオでした。
(大山自然歴史館の館長さんより)

ノアザミ。
ハナアブが一生懸命、蜜を吸っていました。

こちらは
終日雨模様の天気だったためか、生き生きと咲いていました。
<追記>
これはヤマアジサイでした。
(大山自然歴史館の館長さんより)
2008年07月02日
『岳』第7巻。
本屋に行ったら、岳の最新刊が出ていたので買ってきました。
このまんが、最近まで読んだことがなかったのですが、ukkyさんに送ってもらって読んだらとっても面白く、ちょっとハマってしまいました。

最新巻が出てぽこも嬉しい?
でもかじったらお仕置きだよ~。
このまんが、最近まで読んだことがなかったのですが、ukkyさんに送ってもらって読んだらとっても面白く、ちょっとハマってしまいました。

最新巻が出てぽこも嬉しい?
でもかじったらお仕置きだよ~。